10.28
【縁の下の力持ち】湘北を支え続けた男!小暮公延
こんにちは!オタク生産トレーナーみゆきんぐです!
前回は「SLAM DUNK」の主人公天才バスケットマン桜木花道が実はものすごい努力してた!
ということをお伝えしましたが、今回は花道のようなギャップのあるキャラではなく、
地道にコツコツ努力してきた男代表、木暮公延にフォーカスしていきます!
他にも地道にコツコツ派としては、陵南の魚住や海南の宮益などもいますが、
バスケに対する真摯な姿勢と、問題児ばかりの湘北を支える屋台骨の役割も担った木暮が
コツコツ派の中では頭一つ抜けてるかなとひいき目に思います!
木暮の経歴や活躍をまとめてお送りしていきます!
ゴリの右腕、湘北創設期メンバー
みなさんは通称「メガネ君」と呼ばれる木暮公延について、どれくらい知っていますか?
ゴリと同じ3年生、6人目の選手としてコートに立つ人…くらいの認識ではないでしょうか!
湘北高校の精神的支柱はゴリ!という認識はあると思いますが、
家族に例えるなら、父親はゴリ、母親が木暮という役回りではないでしょうか?
ゴリと木暮は中学校が同じで、木暮は「体力をつけたいから」という理由でバスケを始めます!
しかし、3年の引退時には「やめたくない、バスケが好きなんだ」とバスケの魅力に取りつかれます
木暮と言えば優男という印象が強いですが、実はとても熱い一面を持っています!
全国制覇を目標に掲げるゴリのストイックさについていけずやめていく部員が続出する中で、
唯一木暮だけが、ゴリの全国制覇の目標に食らいつきずっと支え続けてきました!
問題児だらけの湘北高校をまとめていたのは木暮といっても過言ではないでしょう!
誰よりも熱い全国制覇にかける想い
木暮は作中でかなりの名言や名シーンをレギュラーメンバー並みに残しています!
特に、部の存続がかかったタイミングや試合の勝敗を分けるタイミング、
他の選手が奮起するきっかけになるなど物語上でも重要な役割を果たします!
「バスケがしたいです・・・安西先生」
が生まれた三井によるバスケ部襲撃事件の際には、
「何が全国制覇だ…何がオレたちで湘北を強くしようだ…夢見させるようなことを言うなっ!!」
と言うと同時に三井をバスケ部に戻るように説得します
その後の三井の活躍を考えると木暮は無くてはならない存在ではないでしょうか?
ここは屈指の名シーンと言えますが、冷静に自分事で考えると木暮の器の大きさがとんでもないと思います!
ケガをして勝手に部活を辞めて、しかも部活の邪魔をし暴力事件を起こす人間を許せるような器を持った
高校生は現実にいるだろうか?と考えるとなかなかありえないことじゃないかと思います!
全国制覇にかける想いが誰よりも強いからこそ、自分の試合の出場機会が減ることを置いてなお、
三井の再加入の為に想いの丈をぶつける木暮のかっこよさにしびれますね!
6年間努力し続けてきた男
木暮が最も輝いたシーンは、陵南戦で最後に3ポイントシュートを決めたシーンだと思います!
綾南の監督、田岡茂一が
「あいつも三年間頑張ってきた男なんだ…侮ってはいけなかった…」
と語っているように、木暮は三井がバスケを離れている間も、
他のバスケ部員がどんどんやめていく中でも努力し続けてきました!
それが報われたのが、陵南戦での3ポイントだったと思います!
学生スポーツの世界では全国大会などが注目される中で、トーナメント形式だと
1回戦で負けてしまう学校が半分はいることになります
必死に3年間努力し続けてきたものが終わるのはあっという間という現実に打ちのめされた人も多いはず!
流川や花道などド派手な活躍をするスタープレイヤーとは違い、
地道に努力し続け、最後の最後でど派手さはないけど勝負を決めた木暮に、
自分自身の学生時代などを投影して共感した人はたくさんいるのではないでしょうか?
木暮から学ぶ3年先の努力の大切さ
ここまで木暮について書いてきましたが、SLAM DUNKのファンの間では人気のあるキャラクターです!
花道、流川、三井、宮城、そしてゴリ、様々なタイプがいてそれぞれがとても花があり魅力的なキャラですが、
読者が一番応援したくなるのが木暮ではないでしょうか?
いろんな分野で常に結果を出し続ける天才と呼ばれる人もいますが、
大半の人は思うような結果が出なくて悔しい想いをしたりする中でも、努力し続けてきていると思います!
木暮はそんな人たちを代表として、3ポイントを決めたからこそ、
地道な努力が報われることに多くの人が共感したのではないでしょうか?
また、どんな時でもチームの目標達成の為に行動し続けてきた木暮に自分を重ねる人も多いのでは!
映画化された時の木暮の活躍にも期待ですね!